男女問題を扱う弁護士事務所-内縁関係の調整

2015-09-13

事例

AさんとBさんは,美濃加茂市で10年間一緒に同棲を続けており,2人の間には子Cさんもいました。Aさんが死亡したとき,Bさん,Cさんは相続をすることができるでしょうか。

男女問題・離婚業務について

 

内縁関係

前回のコラムでも説明しましたが,
 ①結婚する意思があって
 ②夫婦としての共同生活を営んでおり
 ③社会的にも夫婦として認められている男
は法的には結婚していなくても,「内縁関係」として法的な保護を受けられることがあります。
いいます。

内縁関係の終了

内縁関係の夫婦の離婚には法的な手続は必要ありません。
しかし,内縁関係であっても,離婚の際には,法律的な保護を受けることができます。

どちらか一方に別れる意思がないときや,解消の話合いで揉めたときには,離婚調停同様,家庭裁判所に「内縁関係調整」の調停を申し立てることができます。

また,内縁関係でも夫婦としての共同生活で築いた財産があれば,財産分与の対象となります。
他にも離婚と同じように,子どもの養育費の請求や,離婚の原因を作った側に,慰謝料を請求することもできます。
上記の点において,話合いがつかない場合は,家庭裁判所に調停を申し立てることができます。

内縁の子の地位

内縁関係の夫婦の間に生まれた子どもは,原則として母親の戸籍に入りますので,親権は母親にあります。
しかし,父親が認知していれば,協議で父親にすることもできます。

また,認知することによって初めて,子どもに父親の遺産の相続権が与えられます。
内縁関係を解消する前に,子どもの認知を必ずしておいてもらいましょう。
仮想事例では,CさんはAさんの認知を受けておけば相続をすることができます。

内縁関係で保護されないもの

他方,内縁関係では,一方が亡くなったときに,当然には,他方は遺産を相続することができません。
AさんがなくなってもBさんは遺産を相続することはできません。
AさんがBさんに財産を残すためには,遺言書を書いておく必要があります。

 

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