住宅ローンの残っている不動産の財産分与-岐阜県瑞浪市の離婚弁護士

2017-04-27

岐阜県の離婚弁護士

前回のコラムにおいて,

岐阜県瑞浪市の相談事例(不動産の財産分与を受けたいと言う妻の事例)を取り上げて,住宅ローンの財産分与は,アンダーローンか,オーバーローンによって,財産分与方法が異なることを説明しました。
今回のコラムは,その続きです。

 

男女問題・離婚業務について

 

アンダーローンのとき

アンダーローンの(土地・建物の評価価値が,住宅ローンの残額より高い)ときは,「土地・建物の評価価値」-「住宅ローンの残額」を計算して,その半額を相手に払うことで,土地・建物全体の財産分与を受けることができます。
実際に,金銭を支払うのではなく,預貯金などで調整する方法もあります。
預貯金が十分にあるならば,妻側が不動産を取得することもできるでしょう。

 

オーバーローンのとき

オーバーローンの(土地・建物の評価価値が,住宅ローンの残額より低い)ときは,不動産そのものが価値のないものとして扱われることが通常です。
つまり,オーバーローンの不動産は,財産分与の対象から外されます。
不動産は登記名義人である夫のものとなり,他方,夫はローンを支払い続けていく義務を負い続けることになります。

 

妻が不動産を取得する方法

もっとも,以上は,あくまで原則的な話です。
交渉によって,これとは違う結論を導くことも可能でしょう。

たとえば,夫が既に土地・建物から離れて暮らしており,妻側が住んでいる場合は,夫は不動産を欲しがらない場合もあります。とくに多額の住宅ローンの残っている不動産は,なおさらです。

妻側が土地・建物の名義を財産分与としてもらい,住宅ローンを妻側が支払っていくといった和解案が考えられます。
ただし,ローンの名義を変更するには銀行の合意が必要です。夫婦間の合意だけでは変えられません。銀行を説得したり,妻側の支払を夫が確保できるように公正証書を作ったりする必要があります。

また,他の解決策としては,夫が養育費の変わりに住宅ローンの支払っていくという手法があります。この方法は,銀行の名義変更をしないで済むことが利点です。

 

ページの上部へ戻る

Copyright(c) 2015 弁護士法人フルサポート All Rights Reserved.
〒509-0266 岐阜県可児市帷子新町3-13 セントラルプラザ西可児302
TEL :0574-49-9174